火事に遭遇した話 災害時に使える英語フレーズ紹介☆
こんにちは!トーフーです!
今日は9/1。防災の日(Disaster prevention day)ですね。
昔、火事に巻き込まれた時のことを思い出します。
英語で「火事だ!」ってなんと言えばいいのでしょう?
火事に巻き込まれた実話と英語フレーズ
昔、私は実際に火災発生のビルにいて、
なんとか脱出したという経験をしました。
(今思い出しても怖いです。)
今回はその場面に英語フレーズを付け加えながら
紹介したいと思います。
火事に遭ったときの話
とあるビルの7階のにある語学スクールでレッスン中のこと。
いきなり
火災報知器が鳴りました。
(Fire alarm went off.)
「なんか騒がしいなぁ~」
と思っていたら、スクールマネージャーが
「火事です!避難してください!」
(There's fire in this building! Evacuate!!!)
とクラスの扉を開けて叫んできました。
こういう時、あまりに非日常なので、
みんなピンとこないんですよね。
「なになに~?避難訓練~?」
(Do we have an evacuation drill?)
と、クラスメートも私も笑っているくらい。
のんびり言われるがままに立ち上がり、エレベーターホールに行くと、
すでに灰色の煙がもくもくと立ち込めている状態で、
むせ返るほど。
ここでようやくみんな、「訓練じゃないんだ!ほんとの火事なんだ!」
と気づいたのです。
「怖い!やだやだ!」そこにいたのは大人達だけでしたが、
泣き叫ぶ人もいました。
「我先に!」とみんな階段を急いで下りようと、まさにパニック。
「ここで死にたくない!」
・・・
そんなとき、誰かが、
「姿勢を低くして!」
(Crouch down)
「ハンカチで口を押えて!」
(Cover your mouth with your handkercheef!)
と呼びかけたのです。
それを聞いて、私も他のみんなも、
「あ、そうだ、それ、昔避難訓練でやったよね!」
と、思い出して、低い姿勢をとってハンカチを取り出しました。
「煙を吸っちゃダメだよ!」
(Don't inhale smoke!)
初めてのアクシデントでも、知識があると、
冷静さを取り戻せることを知りました。
火災で発生する煙は上にのぼるので、
きれいな空気は下の方に残っています。
なので、なるべく低くかがんで階段を下りました。
そんなとき、また他の誰かが、
「ねえ、昔、「おはし」って習ったよね!」
お:押さない
は:走らない
し:しゃべらない
(”O-HA-SHI” is an abbreviation for "Don't push", "Don't run" and "Don't talk"!)
そこにいたみんなが、
「そうそう!」と思い出したのか、
我に返って、前のめりに殺気めいていた空気が
変わった瞬間でした。
「押さないで!ドミノ倒しになるよ!」
(Don't push! Otherwide we fall like dominoes!)
そのまま、みんな騒がず、走ったり押したりせずに
スムーズに1階まで下りてビルを脱出!
少し離れてから振り返ると、
3回の窓から真っ赤な炎が燃え盛っているのが見え、
自分の身に降りかかった出来事にゾッとしました。
消防車が9台くらい駆けつけて消火活動するのを
ぼーっと見ながら、無事に脱出して助かったことに
心から胸をなでおろしました。
まとめ
火事に遭遇し、
人間って、非常時にどれだけパニックになるか
実体験しました。まさに頭真っ白!
そんな時、役立ったのは、子供の頃に繰り返した「避難訓練」で
実際に体で覚えた対策や知識です。
大人になって避難訓練がない方、時々思い出してみてください。
私は「脱出の3ルール」を「おはし」と習いましたが、
「おかし」・・・「押さない・かけない・しゃべらない」
と習った方も多いみたいですね。
ちなみに、アメリカ人に日本の避難訓練の話をしたら、
「アメリカでは ”RUN!!!(逃げろ~)”だけだったよ。」
と言っていました。
アメリカの訓練はまたいろんな背景があるのでしょうけれど、
日本の訓練が役立ったことは確かです。
皆さんも、防災の日をきっかけに、
避難訓練の時のことを思い出してみてください。
ではまた☆
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